Make Magic,ReMake Japan
あなたの人生にブレーキをかけているのが「容姿のコンプレックス」なら、
一瞬で消し去る魔法があることを忘れていませんか?
その魔法とは「ヘアメイク」。
すべての女性に美しい容姿をもたらし、自信を与え、自立心を生み出すものです。
私の夢は自立した女性たちと共に日本を豊かにすること。
そして、夢は見るためにあるのではなく、叶えるためにあるもの。
私はあなたに魔法をかけたい。
すべての女性に輝かしい人生を歩んでほしいのです。
Ayano Yoshida Story
孤独な幼少時代
私が生まれたのはごくありふれた中流家庭。
でも、ほめること、コミュニケーションが苦手な母からは
あたりまえの愛を感じることができませんでした。
安心できる場所も助けてくれる人もなく、
孤独で心細い日々を過ごしていたのです。
両親に認めてもらいたい
難病を抱えた弟。
両親は弟の世話に専念するために私を祖母に預けることにしました。
突然両親や弟たちと別れることになったのです。
「ひとりで電車でイケるもん。」
そう言って祖母の家へ行きました。
本当は寂しい。行いきたくない。
そんな気持ちを押し殺し、ニコニコしながら演技をしていました。
父母に認められたい。スゴイねって言われたい。
私はいい子を演じることに生きがいを見出し、自分の居場所を見つけたのです。
本当は一度でいいから私の方をふり向いてほしかっただけなのです。
でも、こんな形でしかその思いを表現できなかったのです。
突然、自立を言い渡される
「これからの人生は自分で責任をとりなさい。」
今でも鮮明に覚えています。20歳の時、父に掛けられた言葉・・・
「もう私たちの役目は終わりました。あとは自分だけで生きてください。」・・・
そう言われたのです。
また独りぼっちになってしまった。一人で生きるしか道がなくなってしまった・・・。
ストレスからでしょうか?心と身体のバランスが崩れてしまったのでしょうか?
傷心の私を思いもしない悪魔が襲います。「アトピー性皮膚炎」・・・
極度の肌荒れは、活発な私から自信を、行動力を奪いました。
人前に出たくない。人と会うのが怖い・・・。
いつしか部屋に引き籠りがちになり、心まで閉ざしてしまったのです。
それでも、成績優秀だったおかげで地元の優良企業に就職。
しかし、ごま油や界面活性剤を製造する会社での薬品の取り扱い、
終電で帰る過酷な毎日は私の肌をさらに蝕んでいきました。
がんばればがんばるほど肌荒れは悪化するばかり。
運命的なメイクとの出会い
とにかくアトピーを何とかしたい。でも・・・
どんな治療法を試しても治らない。誰に相談してもわからない。
せめて隠すことができたら・・・ごまかすことさえできたら・・・
そんな思いで、皮膚科・美容カウンターを訪ね歩くものの
一向に改善の兆しは見えず、打ちひしがれる毎日。
そんな時にふと目に留まったカルチャースクールの広告。
かすかな望みを託して、祈るような気持ちで通い始めました。
働きながら、誰にも内緒で・・・
そしてついに、魔法のようなメイクと出会ったのです。
「これだ。もうこれで人前に出ることをためらう必要なんかない。」
自信と行動力を取り戻した私はもう止まりません。
会社に籍を置きながら社会人相手にメイクを教えるようになり、
自宅でもメイクを教え始め、専門学校でも講師を務めるまでになりました。
「自分がやってきたことをみんなに求められることをちゃんと伝えたい。」
ただそれだけでした。
本当の自由 本当の自分
そんな折、厳格だった父が他界。
「目上の人の言うことは訊け。」―それが最後の言葉でした。
自立しなければ。今度こそ羽ばたいてみせる。―
31歳で会社を退職、結婚。2007年に独立し、「カリーノ」をオープン。
結婚式の2次会はカリーノのお披露目会。
ささやかな宴に集まってくれた仲間たち。
「私は独りぼっちじゃない。理解者がいる。絆で結ばれた仲間たちがいる。」
「もう立ち止まることはしない。過去を振り返ることはしない。」
「この人たちと一緒に幸福な人生を、自分らしい人生を生き抜こう。」
・・・そう心に決めました。
商品は“幸福な人生”
メイクを売るんじゃない。幸福な人生を売るんだ。
「カリーノ」オープン当初、私はよくいるメイクアップアーティストのひとりでした。
でも、多くのお客様のご相談を受けることで気づいたのです。
お客様が求めているのは表面的な美しさだけじゃない。
心と身体の健康であり、幸福であり、輝かしい人生なんだと・・・・。
そう、アトピーで悩んでいたあの頃の私と同じように。
お客様のために私の経験を生かしたい。私のように自由に羽ばたいてほしい。
カリーノのサービスはメイクスクールからエステ、ウェディングのプロデュースと
その領域を広げていきました。
アーティストから経営者、そしてリーダーへ
自信と誇りを取り戻し、アクティブに、自分らしく変わっていく人たち。
独立・起業・・・新しい人生の第一歩を踏み出す人たち。
同じ職場の仲間として私と共に歩んでくれる人たち。
彼女たちの行動と感謝の言葉は、欲張りな私の闘争心に火をつけました。
こんな素敵な女性たちをもっと増やしたい。
業界の垣根を越えて、同じ想いを持つ仲間たちと一緒に・・・
豊橋から世界へ―第2ステージの幕開け
そして2013年6月、「美と健康のイベント~ビューフェVol.1」を開催。
地元の経営者と共に学び共に成長できるステージを立ち上げました。
日本を豊かにするための本格的なチャレンジがはじまったのです。
今、私を突き動かすもの―ふと考えることがあります。
子供の頃から何ごとにもストイックで、
両親に認められたかったから、常に一番を目指す私。
そしていつも傷つきながら一番を手に入れてきた私。
なぜメイクだけが残ったのでしょう。
メイクに一生懸命だった私にある人が言ってくれた言葉
「もう、がんばらなくていいのよ。」「十分がんばっているよ。」
この言葉に秘められた思いが心の奥底に届いたのです。
救われた思いでした。そして気づいたのです。
なぜ幼い頃からがんばり続けてきたのだろう。
なぜ自分を大切にしてあげなかったのだろう。
親を見返したい。肌荒れを治したい。誰にも負けたくない。
ずっと自分のことばかり考えてきたような気がします。
でも今の私があるのは誰のおかげ?今感じている幸福は誰のせい?
身近な理解者や素晴らしい仲間たち、そして応援してくれる人たち・・・
私はこの人たちと一緒に幸せをつかみたい。
私に関わるすべての人たちにその輪に加わってほしい。
三河から全国へ、そして世界へ―その輪をどんどん広げていきたい。
そして、女性の力でこの国をもっと豊かにしたい。
「もうがんばらなくていいのよ。」・・・
でも私は今、自分史上最高にがんばっています。
あの言葉の本当の意味がわかったからです。
「みんなの力を借りて、みんなで一緒に幸せになりなさい」